今日は、暖かく春のような日和です。
今年は豪雪で厳しい冬でしたが、教室の生徒さん皆さんお元気でなによりです。
東京も雪で大変な日もあったようですが、私がいた頃は、そんなこともなく冬も自転車であちこち出かけておりました。
出かけるといってもお金がなかったので、お金のかからないところ、砂町銀座とか、東陽町の公園とか、月島のもんじゃ焼とか・・・
そんなささやかな楽しみはありましたが、一番の悩みはダンスの上達。
成績に一喜一憂して、心の休まる時はほとんどなかったです。
いつもダンスのことを考えてる。
そのわりには、ちっとも上達しない。
コーチャーからは頭が悪い、考え方が悪いと言われ、自分でもどうにかしようと思ってもコーチャーの意図をくみ取れない。本人はそれをくみ取っていると思っているからなおさら始末が悪い。
今思うと、本当にセンスがなかったですねー。
今までのコーチャーの先生方、苦労かけて、ごめんなさい。
ただ、音楽とダンスというのは本当に楽しいです。
多分、音楽とダンスは現実と夢の狭間のものだからなのではないでしょうか?
夢だけでは生きていけないし、現実だけでは生きていくのに悲しいです。
郷愁、夢、思い出、明るさ、勇気、・・・過去から未来へとずーっとつながっている感覚。
多分、この人生で素晴らしいものに出会えたと思います。
人との付き合いがうまくできなかった私ですが、今、人の喜ぶ姿をみるのがとても嬉しいです。